希少価値が高いピンクダイヤ

ピンクダイヤは世界に0.01%しかない

「結婚指輪にダイヤをつけたい」と、希望している方も多いでしょう。ダイヤは永遠の輝きを放つことから、結婚指輪に用いる宝石として相応しい存在です。しかしダイヤはダイヤでも、色がついているダイヤがあるのをご存知でしょうか。
色がついているダイヤの中でも、結婚指輪として需要が高いのが「ピンクダイヤ」です。ピンクダイヤは非常に希少価値が高く、世界に流通しているダイヤの0.01%しか出回っていません。しかもなぜダイヤがピンク染まるのか解明されておらず、ミステリアスさも兼ね備えています。

ピンクダイヤの産地

ピンクダイヤはアフリカの一部でも採掘はされているものの、良質なピンクダイヤに関しては、世界でオーストラリアのアーガイル鉱山でしか採ることはできません。世界で一箇所しか採掘できないとなると、当然ながら産出量も減っていきます。ピンクダイヤを採掘したくてもできないので、アーガイル鉱山での採掘は行っておりません。
つまり近い将来、ピンクダイヤの価値は更に高まる可能性があります。現にオークションでかけられたピンクダイヤが、85億円の値がついた実例も報告されています。

ピンクダイヤの価値

ピンクダイヤは自然が生み出した芸術品です。自然が生み出したものだからこそ、同じ色のダイヤモンドは存在していません。ピンクダイヤの価値は、「明るさ」「濃さ」の2つから判断されます。ダイヤは色の濃さでランク付けがされており、一番濃い色でZランクがついています。ピンクダイヤはZランク以上の濃い色を持つもののがあり、「ファンシーピンク」と呼ばれています。
ファンシーピンクには段階があり、中でも最も希少価値が高いのが「ファンシーヴィヴィッド」です。他のピンクダイヤならまだしも、ファンシーヴィヴィッドを取り扱っている所を探すのは、かなり難しいかと思います。もし発見したとしても、数百万円どころでは済まされない価格になっていることでしょう。ピンクダイヤは、それほど希少価値が高いものなのです。